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zoom RSS ことばの力

<<   作成日時 : 2005/03/30 02:08   >>

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 この一週間、仕事の合間を縫って
整形外科に行ったり(骨は無事)、
休みを取って、実家にしばし戻ったり、と多忙であった。
世の中ではいつの間にか「万博」が始まっているらしい。
全く興味が沸かないのはなぜだろうか?
そもそも外出が嫌いな上に、あまり面白みがなさそうだから、
興味がもてないのも仕方のないことなのだろうか・・・。
 しかし、プロ野球開幕には大いに興味が沸く。
今年は、球界再編で大いに盛り上がっただけに、
いろいろと期待したい部分もある。
楽天がどうなろうとも、中日の二連覇がどうなろうとも、
とにかく今年は「清原」に期待してしまう。
あの「黒さ」は尋常ではない。
高校球児も、あそこまでは焼けていない。
500号本塁打ももう目の前、
彼は、優勝のためのチームバッティングと称して
きっと強烈な低い弾道を打ち続けるであろう。
いや、打ち続けてほしい。そう願う。
 さて、世の中は、現在春休み。
我が施設もこれにわずかながら影響される。
就学児が、一日中施設内にいるのである。
幼児と同じように遊びに遊んで一日を終えて欲しくないので
少しでも成長してもらおう・・・と勉強させているが、
まわりで幼児が騒ぎに騒いでいれば、
そりゃあ勉強する気も起きないであろう。
 その就学児の中でも比較的高学年、
小学5年生の男児に言われて考えたこと。
その児童は、生活が全く整っておらず、
整理整頓などはおろか、洗面、歯磨きの習慣もほとんどない。
性格的にもいろいろと問題が多く、
学校からも苦言を呈されることが多い。
職員は、彼の生活および性格を改善していこうと、
日々仕事でありながらも頻繁に注意し、叱る。
 その中でも、特に口やかましく、厳しく、
時には「そこまで言わなくてもいいんじゃないか?」
と思わせるような言動まで飛び出す女性職員がいる。
もちろん、その児童も、そうやって叱られると何もいえなくなり、
ふてくされた表情を見せるのだが、
先日、彼の学習時間に付き添っていたとき、
「彼女に叱られない日は、なんだか寂しい」と言っていた。
 彼は、確かに穿ったものの見方をしている。
「人間は、叱られて生きるんだよね」などと軽々と言ってしまう児童である。
そうであっても、自分が厳しく叱られることに
充実感を味わっているとは・・・と思わされた。
 ことばというのは、ことばそのもの以上に力を持つものなのかもしれない。
ことばの意味、語調、表情、それら全てを合わせても
さらに深く伝わるなにものかが、その中に潜んでいるようだ。
 仕事だから・・・と割り切ることばと、
その児童のために、たとえ非情と言われようとも、
真剣に伝えようとすることば、
どちらがその児童にとって大切になるものなのか。
 ・・・さて、明日は、開所当時に入所した女児が退所する。
両親が離婚することで、家庭に復帰することができるらしい。
あまりに複雑な話だが、彼女にとってはそれが幸せなのかもしれない。
たかが1ヵ月半の付き合いであった。寂しい思いもあるし、
「これで良かったのかもね」と職員も口を揃えて言う。
心から、彼女の幸せを願う職員一同である。

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